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色について

「色を学ぶ」ってどういうこと?

いろ部は、色を学ぶための場所です。
とってもシンプルではありますが、そもそも「色を学ぶ」ってなんなのでしょう?

センスを磨くことでしょうか?
デザイナーやアーティストに関係のある(つまり、そうでない人には関係のない)こと?
色の種類や名前を覚えることかな?
あれ、そういえば美術の授業でやったような……?

「というか、そもそも色って学ぶもんなん?」と思う方もいらっしゃると思います。
色って学べるもんなんです、実は。
「色を学ぶって?」のページと重なる部分もありますが、ここではもう少し詳しく書いていきます。

色を学ぶ=色の特徴や組み合わせのルールを知る

色にはたくさんの特徴があります。
そして、そのほとんどは理論的に説明することができます。

……と書くと、なんだか難しそうに感じますね。
簡単に言うと、「色にはいろんな特徴や一定のパターンがあってね、それらのほとんどが言葉で説明できるよ」ということです。

水色の背景に、オレンジやグレープフルーツなどが並んでいる写真

この色には、こういった色が合いやすい。
こういう色は、こんなイメージを連想しやすい。
このルールで色を組み合わせると、きれいにまとまって見える。
こういう条件が揃うと、この色は見えにくくなる。
……などなど。

色彩検定でもカラーコーディネーター検定でも、こういった色彩の理論を学んでいきます。
つまり「色の特徴や、組み合わせるときのパターン&ルール」を知ろう! ということです。
この「色の特徴」「組み合わせのパターン&ルール」というのは、そのまま色を使いこなすコツにつながります。
色を学ぶことでこういったコツをたくさん習得できる! というわけです。

このコツを身につけると、どんなことができるようになるでしょう?
さきほどの例と逆のことができるようになります。

芝生の上に「ECO」のブロックが並んでいる写真

黄色とオレンジは合いやすいよね、じゃあこのオレンジにしよう。
エコなイメージを作りたいから、全体的に緑でまとめよう。
メリハリを出してクールな感じにしたいときは、青系の色を使って明るさの差を大きくすればいいんだよね。
夜になると紺色は見えにくくなるよね……別の色にするか。もしくは、ライトを使って照らせないかな?
……などなど。

こんなふうに、それぞれの場面でぴったりな色を選べるようになります!
その場に応じて、色を上手に使いこなす……どうでしょう、なんだか素敵だなと思いませんか?

色を学ぶ=センスを身につける

色を上手に使いこなす人のことを「センスのある人」と呼ぶことがありますよね。
「センスは才能、生まれ持った感性でしょ」と思いがちですが、実際にはそうとは限りません。

色を使いこなすのに重要なポイントは、才能や生まれ持った感性を持っていること以上に「色を使いこなすコツを知っている」ことです。
なので、色を学んで、色を使いこなすコツを身につければ、誰でも「センスのある人」になることができます!

花束を作っている写真

もちろん、勉強しなくても、色を上手に使いこなす才能を持っている人もいます。
自分の感覚だけでその場にぴったりの色を選べたり、素敵な色の組み合わせを作れたりしたら……確かにかっこいい!
ですが、「学んだって、才能ある人には叶わないんじゃ……?」と考える必要はありません。
実は、色を学ぶと、センスだけではなく「むしろ、こっちがメインでは?」と思えるような強みを手に入れることができます。

色を学ぶ=色選びに自信や信頼をプラスする

はじめに「色にはいろんな特徴や一定のパターンがあって、それらのほとんどは言葉で説明できるよ」とお話ししました。
色を学んで身につけたコツは、もれなく言葉で説明できるようになります。
これが色を学ぶことの大きな強みなんです。

ラベンダーとユーカリのブーケ

たとえば、友達の誕生日にブーケをプレゼントしたいとしましょう。
花屋さんに「大人っぽくエレガントなイメージで!」とお願いすると、花屋さんは大人っぽくエレガントなブーケを作ってくれます。
ですが、そのときに「紫には大人っぽいイメージがあるので、紫をメインにするのはいかがですか?」「ラッピングも紫系でまとめてもいいですし、グレイを入れるとよりエレガントになっておすすめですよ」とひと言提案してくれたらどうでしょう?
なんとなくではなく、きちんとした理由をもとに色を選んでいることがわかると、なんだか説得力を感じませんか?

優れた才能があれば、自分の感覚だけで色を上手に使いこなすことはできます。
ただ、言葉に置き換えるための知識がないと、誰かに言葉で説明したり色を提案したりするのは難しくなってしまうでしょう。
仕事で色を扱うデザイナーやクリエイターほど、この知識が必要になってきます。

そこで、理論の出番です。
形がなくふわっとした感覚を、理論がきっちりと包んで形にしてくれます。
自分が色を選んだときも「○○だから、この色にしたんだよ」と理由を言葉ではっきり説明できると、色選びや使いこなしに信頼を置いてもらえるようになります。

これは、他者に対してだけでなく自分に対しても、また、仕事だけでなく生活や趣味にも同じことが言えます。

毎日あっついなぁ……たしか寒色は冷たく感じやすいんだよね、タオルを水色に変えてみようかな。
黒って実際より小さく見えやすいんだよね、じゃあ黒髪にすれば少しはボリュームダウンして見えるかな。
この双子キャラ、片方は派手カラーの服・もう片方は地味カラーの服……って色を変えたら、性格の違いを見ためでも表現できるかも!

こんなふうに、「なぜこの色を選んだのか」という理由を言葉で説明できて、自分の色選びに自信や説得力を持たせることができるようになります。

色の特徴を知って、センスと自信を身につける

今回は「色を学ぶってどういうことだろう?」ということをお話ししました。

「色を学ぶ」とは?
色の特徴や組み合わせのルール&パターンを知ること。
色を使いこなすセンスを身につけること。
言葉で説明できることで、色選びに自信や信頼をプラスすること。

色を学んで得られるのは、感覚だけのセンスではなく、理論に裏づけされたセンスです。
このセンスがあると、毎日の生活が少し豊かで鮮やかになるかもしれません。

あなたも、一緒に色の世界を旅してみませんか?