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色について

寒暖感から色を選ぶ(冬の寝具編)

11月もそろそろ折り返し、朝晩の冷え込みがまた一段進んだように感じます。
みなさまは、もう衣替えは終わりましたか?
普段の服だけでなく、布団やパジャマも秋〜冬用に替える頃でしょうか。

おやすみ時間を快適にするために、寝具もパジャマも素材にこだわっている方は多いかもしれません。
そこに色の要素を上手に取り入れると、おやすみ時間をさらに快適にすることができます。
今回は「色の寒暖感」をテーマに、寝具の色を選ぶときのポイントについて紹介します。

色の寒暖感

色のなかには、あたたかさや冷たさを感じやすいものがあります。
一般的に、赤〜黄色ぐらいまでを暖色(あたたかく感じやすい色)、青緑〜青ぐらいまでを寒色(冷たく感じやすい色)と呼ぶことが多いです。

色相環と暖色・寒色の説明文
人によって感じかたはさまざまなので、範囲についてはだいたいです。

色の寒暖感によって、赤っぽい色のものはあたたかく感じやすく、青っぽい色のものは冷たく感じやすいと言われています。

ピンクのタオルと水色のタオルの写真
色が違うだけですが、意外と印象も変わって見えます。

同じタオルでも、ピンクだとほんのりあたたかそうに感じやすい、水色だとひんやり感じやすい。
これが色の寒暖感です。

季節と色の寒暖感

この色の寒暖感を、季節から考えてみましょう。

秋〜冬の時期は、なるべくぬくぬく過ごしたいですよね。
そういうときは、暖色系を選ぶと、実際よりもあたたかく感じやすくなります。
具体的には、赤やオレンジ、黄色あたり。
暗めの色だと茶色、パステル調だとピンクやベージュが暖色です。

逆に、夏の暑い時期は、涼しげに過ごしたいですね。
そういうときは、寒色系を選ぶと、実際よりも冷たく感じやすくなります。
具体的には、青や青緑あたり。
暗めの色だとネイビーや紺、パステル調だと水色が寒色です。

色の寒暖感を活用する

赤い毛布の上で猫が寝ている写真

これから、冬に向かって少しずつ寒くなります。
「気持ちもあったかく、とにかくぬくぬく過ごしたい!」という方は、布団カバーや毛布を暖色系にしてみてはいかがでしょうか?
赤やオレンジの布団カバーは派手だなと感じる場合は、茶色やピンクなどもおすすめです。
布団カバーは定番の白にして、毛布やパジャマに赤系を取り入れるのもいいかもしれません。

ネイビーの毛布をかぶって寝ている芝犬の写真

「毛布は着たいけど、微妙に暑いときがあるんだよな」という方は、寒色系を選ぶと暑さが少し和らいで感じられます。
青や青緑だと派手すぎる場合は、ネイビーや水色などはいかがでしょうか?
また、白、灰色、黒の3つもやや冷たく感じやすいので、定番の白い布団カバーや毛布を使うのもおすすめです。
肌に触れるパジャマは暖色に、布団類は寒色に……といったように、暖色と寒色を組み合わせるのもいいかもしれません。

おやすみ時間をもっと快適に

色の寒暖感は、見ためによるイメージではあります。
ですが、「真冬の屋外で半袖……しかもかき氷食べるとか……見ただけで寒くなってきた」というのと同じで、体や気持ちへの影響が意外と大きいことでもあります。
素材やエアコンでの温度調節とあわせて、色の寒暖感も活用してみてください!